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海外駐在員の読書ノート

海外駐在員です。仕事のため、自分のため日々読んだ本をシェアしていきます。

 

「就活」について考える [働く]

海外駐在から帰ってきました。
これだとブログのタイトルも変えないといけないですね。

「元・駐在員の読書ノート」でしょうか?

さてさて、日本に帰ってきてみて
やっぱり感じるのは本の多さ。

正直海外にいたころはその辺をもって
日本の知的水準は高かったんだなと思ってたりもしました。

少なくとも私がいた国にはそんなに本がなかったですからね。

今の見解は少しずつ変わってきていますが、
今回は最近読んだ本について。

『宮台教授の就活原論』ですね。
海外にいて日本の変わったところをいろいろ感じますが、
その大きな一つが就職活動。

受験戦争もすごかったのでしょうが、
就職活動もすごいです。

その就活について宮台氏が論じたのが本書。

日本社会の独自の分析を踏まえた就活論は
個人的には納得のいくものでした。

社会学の知見をふんだんにもちいるなど
社会学のことを知らない人には
とっつきにくいかと思いますが、
それはそれ。

確かに就職活動している学生には薦められませんけど、
文系の大学2年生ぐらいなら読んでほしいですね。

宮台氏の提言には違うのではと思うところもありますが、
最近の就活本の内容などへの批判はごもっともだと思いますし、
就職活動のあり方、日本の仕事の仕方などへの疑問も
「確かに!」と思うことが多いです。

とはいえ、どうするかについては
もっと議論が必要なのかなと思っています。

引き続き考えていきたいですね。


タグ:就職活動
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